今日から2025さっぽろオータムフェストが始まりました!

札幌に移住して驚いたのは、大通公園で開催されるイベントが「観光客向け」ではなく、札幌市民や道民が毎年しっかり楽しむためのものとして根付いていることです。
その象徴が、毎年秋に開催されるさっぽろオータムフェストです。北海道各地の食材やお酒を一堂に集めたこの祭りは、いわゆる「観光イベント」とは少し違うのです。
データで見るオータムフェストの規模
オータムフェストは、200万人超が訪れる北海道最大級の食イベント。
最新の2024年は過去最高となる250万人超が来場しました。
来場者数は年々増加傾向。コロナ禍を経ても札幌市民・道民に根強く支持されています。

来場者の内訳:地元民が主役
札幌市の調査によると、2017年時点での来場者内訳は以下の通りです。
コロナ前、かつインバウンドもこれからというタイミングだったので、今と少し割合は違うかもしれませんが、市民と道内からの来場者が全体の約3分の2を占めるという結果です。

この数字からは、オータムフェストは「観光イベント」ではなく、地元の人が主役のお祭りであることがうかがえます。
だからこそ、私たち札幌市民にとっては誇りであり、観光客にとっては貴重な体験の場になるのです。
観光客にとっての魅力
旅行者にとっての最大の魅力は、「地元の人が心から楽しんでいる場に混ざれる」こと。

観光向けに演出されたフェスではなく、札幌市民の生活の延長線上にあるお祭りだからこそ、リアルな北海道の暮らしを体験できます。
有名店のラーメンやスープカレーを食べ比べしたり、道内のクラフトビールや日本酒を片手に、大通公園のベンチで一休みするのもオツな楽しみ方でしょう。見渡すと、慣れた様子で楽しむ地元の会社帰りの人や学生グループ、ファミリーがたくさん目につくはず。
札幌は観光都市なので旅行者に温かい街だと感じます。地元の人におすすめを聞いてみても良いかもしれません。(人は選ぶと思いますが苦笑。私はよく道や店について聞かれます)
観光客におすすめの楽しみ方
「札幌の秋を体験したい」という旅行者にとって、オータムフェストはぴったりのイベントです。
地元民が並ぶ行列に一緒に並んでリアルな人気グルメを体験するもよし、地元民っぽくベンチで乾杯し、ゆっくり語らうもよし、屋台の食べ歩きに集中し、 観光パンフレットに載っていないような店との出会いを楽しむのもよし。
どの会場も飲食できるスペースやテーブルは広々と用意されており、青空居酒屋?の如く、交流も生まれやすい環境です。観光客が主役になるイベントではなく、あくまで「地元の日常に混ざる」のが魅力ともいえます。

だからこそ、普通の観光では味わえない体験になるんです。
実用情報(アクセス・混雑・子連れ対策)
- 開催期間:例年9月上旬〜10月上旬(2025年は9月12日〜10月4日)
- 会場:大通公園 4丁目〜11丁目(エリアごとにテーマが異なる)
- 料金:入場無料(飲食は有料・チケット制の店舗もあり)
- アクセス:地下鉄「大通駅」「西11丁目駅」からすぐ。JR札幌駅からも徒歩圏内。
- 駐車場:会場周辺には専用駐車場なし。大通・札幌駅周辺の有料駐車場を利用。土日は満車になりやすいため、公共交通が安心。
- 混雑状況:平日昼間は比較的ゆったり。土日や夜は大変混雑し、席の確保が難しいことも。
- 子連れ設備:ベビーカーの利用は可能。ただし混雑時間帯は動きにくい。小さな子ども連れには、平日昼間の利用がおすすめ。
今年のオータムフェストについてはこちらの記事でも案内しています。

まとめ:地元の秋を一緒に楽しもう
オータムフェストは、札幌市民にとって毎年楽しみにしている“地元の秋祭り”です。でも同時に、観光客にとっては「地元の日常に混ざれる特別な体験」でもあります。

旅行で訪れる方は、ただ観光スポットを巡るだけではなく、ぜひ大通公園のベンチに腰掛けて、地元の人たちと同じようにビールや秋の味覚を楽しんでみてください。
そして札幌市民の皆さんは、今年も自分たちの秋を誇らしく味わいましょう。それが、オータムフェストを“地元民と観光客が一緒に楽しめる祭り”にしている理由です。

▼各会場の情報はこちらもぜひご参照ください。







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