北海道旅行

【子連れで行く赤れんが庁舎】リニューアルした札幌観光の新スポットを体験!

今年7月、札幌観光のシンボル「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」が令和の大改修を終えてリニューアルオープンしました。

正面から。ここで記念撮影する人がたくさんいます

札幌駅と大通駅のちょうど中間にあり、観光にも子連れおでかけにもぴったりの立地です。歴史的な建物に新しい展示や子連れに優しい設備が加わり、旅行者から地元ファミリーまで幅広く楽しめるスポットになりました。

この記事では、実際にベビー同伴で訪れた体験をもとに、おすすめの見どころやイベント、実用情報をご紹介します。

1.赤れんが庁舎の見どころ

国指定重要文化財である「赤れんが庁舎」は、どの角度から眺めても美しい建物。外観だけでも圧倒される存在感があります。

館内に入るとまず目に入るのが赤じゅうたんの大階段。クラシックな雰囲気に包まれて、まるでタイムスリップしたような気分になります。

絵になりますね

廊下も赤じゅうたんが敷かれており、照明や装飾のひとつひとつが歴史を感じさせます。

展示は、北海道の歴史や文化をわかりやすく紹介。札幌のまちづくりの始まりを学べるパネルや、古地図も興味深いです。

天井が高く、広々としていて気持ちの良いつくりです
碁盤の目の都市開発の基礎がここに
札幌の歴史も古くから丁寧に紹介されています。この部屋で見られる動画は必見!

北海道179市町村をダーツで学べる「179DARTS」など遊び心ある仕掛けも豊富。子どもも大人も楽しめます。

道産子ならお馴染み、「下の句かるた」は全国区ではまだ知らない人もいるかも・・?

 

また、アイヌ文化や北方領土に関する展示も充実。最新の映像演出を使った展示は、大人が見ても学びが深まります。

リニューアルで耐震補強や保存修理も行われており、その過程を紹介する展示もあります。建物そのものが「生きた教材」となっていました。

旧知事室の再現展示では、豪華な赤いカーテンと調度品に囲まれた雰囲気を味わえます。

今回は子連れで八角塔(未就学児はNG)には登れませんでしたが、次回のお楽しみです。

2.館内カフェ&お土産

ショップやカフェは無料エリアなので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。観光の合間にちょっと休憩するのにも最適。

レストラン「House.H」

今回は利用しませんでしたが、北海道の素材を使用した料理やお酒を楽しめます。訪れたのがお昼頃だったので、掲示されていたのがBrunchメニューでしたが、1600円〜2400円程度のメニュー展開。気軽に、というには少しお高めですが、観光の記念になりそうです。

なお、札幌の人気店 アルケミストコーヒー が楽しめます

札幌を代表するスペシャリティコーヒー店「アルケミスト」の魅力こんにちは、札幌パパです! 今日は、札幌のスペシャリティコーヒーの名店「アルケミスト」をご紹介します! 外見はしっか...

白い恋人 Akarenga sweets labo

赤れんが庁舎限定パッケージの人気のお菓子詰め合わせ「イシヤセレクション」や、これまた限定パッケージの白い恋人3枚入りなど、ここでしか買えないお菓子をお買い求めにどうぞ!レンガの色合いを意識した?限定サブレがとても美しく美味しそうです。

赤れんがサンド、美味しそうです

赤れんがショップ

赤れんが庁舎デザインのJETSTREAMペンなど、ここでしか買えないアイテムが充実。ぬいぐるみや文具から陶芸品、食品、お酒、お菓子まで幅広い商品展開です。北海道のお土産探しに困っている方、駅構内のマルシェも良いですが、こちらも探しやすくておすすめですよ。

バランスよく並べられた北海道土産
限定品も手頃です。気になる!
JETSTREAMの赤レンガ版、普段使いできたらおしゃれじゃないですか?

3.イベント情報

館内や「アカプラ(札幌市北3条広場)」では、季節ごとに様々なイベントが開催されます。訪問時には「北海道秋の大収穫祭」や「赤れんがふるさとフェスタ」の告知ポスターが掲示されていました。

北海道フービーフェスティバル(FOOVIE FES2025)

2025年10月10日〜12日、北海道の食と映画の魅力を味わう祝祭「北海道フービーフェスティバル2025」が開催されます。今回が、2回目の開催。そのメイン会場となるのが、赤れんが庁舎です。市内複数の映画館やレストランと連携しながら、食をテーマにした様々な作品を楽しむことができます。開幕時のセレモニーではレッドカーペットにTEAM NACSの面々をはじめ、映画界の著名人が来場予定。

⭐️公式サイトはこちら 

さらに関連企画として、10月3日〜12日の期間中、市内約50の提携店で1500円(あるいは2000円)で飲み物とフードを楽しめる「Sapporo Foovie Bar」などがある様子。10月4日にオータムフェストが終わるというのに……札幌人は秋のグルメをとことん追求しますね(笑)。要チェックです!

赤レンガ館内には見当たりませんでしたが、チカホで大々的に告知されていました。いくえみ綾さんのイラストが目を引きます。

アカプラで時折開催されるフードイベントにも注目

アカプラは、北海道における舗装道路の起点でもある広場(知りませんでした……改めていってみるものですね)。

普段は市民の憩いの場ですが、週末にはマルシェや食のイベントも開かれます。旅行者にとっても立ち寄りやすく、地元民にも人気のスポットです。

8月に家族総出で向かったイベント…豪雨でスイーツ食べるどころでなく惨敗しました(笑)

4.実用情報

駐車場

専用駐車場はありません。赤レンガテラスの駐車場などが近いとは思いますが、我が家の車は車高が合わないこともあり、私は タイムズカーシェア札幌駅前 を利用しました。ここは札幌駅前のステラプレイスや大丸、紀伊國屋など提携先が多く便利でおすすめです。

最大料金設定あり(2025年9月現在 2400円/日)

混雑

観光シーズンやイベント時は混雑必至。比較的空いているのは平日午前や夕方です。

子連れ設備

授乳室(ミルクよう給湯器あり)や多目的トイレも充実していました。バリアフリー専用の入り口が設けられており、エレベーターも完備。館内の床は段差がきちんと埋められていて、ベビーカーでも安心して移動できます。

南側にバリアフリーの入り口があります
ベビールームは1階に1つ。多目的トイレは各階にあります。

入館料・営業時間

  • 一般:300円
  • 大学生・高校生:200円
  • 中学生以下:無料
  • 八角塔登頂(事前予約制):1,200円
  • 営業時間:8:45〜21:00(最終入館20:30)

⭐️公式情報:チケット案内をご確認ください。赤れんが庁舎HPからリンクあり。

まとめ

リニューアルした赤れんが庁舎は、旅行者にも地元ファミリーにもおすすめできる札幌の新名所です。

  • 旅行者向け:札幌駅と大通駅の中間にありアクセス抜群。展示内容も充実していて、正直、時計台よりおすすめです(苦笑)。と、いうより、ここを訪れておけば北海道や札幌について一通り理解が深まるので、ぜひ足を運んでいただきたいです。
  • 子育て世代向け:授乳室や多目的トイレ、ベビーカー対応の入口も完備で安心。観光しながら子どものペースに合わせられます。
蓮の花の咲く庭も素敵です。私は参加したことがないのですが、母曰くここで札響などのコンサートが行われることもあるとか。納得の雰囲気。。
レンタル自転車の乗降スポットにも。旅行者の方にはおすすめです。

札幌で歴史と文化を学びながら、カフェやイベントも楽しめる赤れんが庁舎。出かける際はイベント開催日をチェックして行くと、より充実した時間が過ごせますよ。

 

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