今回、ホテルニューオータニイン札幌の朝食ビュッフェを体験することになったきっかけは、
思いがけない、ちょっと幸運なお誘いからでした。
東京から札幌出張に来ていた友人が、仕事の都合で連泊中に朝食チケットを1枚使えずに残してしまったとのこと。
「せっかくだから一緒に行こう」
そう声をかけてもらい、翌朝、
ありがたくそのチケットにあやかる形で、朝食を一緒に楽しむことになりました^^
ホテルニューオータニの朝食ビュッフェといえば、
北海道の食材を取り入れたメニューが並び、
朝から少し贅沢な時間が過ごせるというイメージ。
実はこの時点で、
「これは当たりかもしれないな」と、自然と期待が膨らんでいました。
※ ニューオータニイン札幌の朝食付きプランは、一休.com からも確認できます。
少し並ぶ朝食。でも、それなりの理由がある
朝食会場前の待ち案内。この日は8時半ごろから待ちが発生していました。会場に着いたのは朝8時半。
すでに友人が朝食会場で待ってくれていたのですが、
日曜日ということもあり、この時点ですでに待ちが発生していました。
「おお、並ぶのか!」と思いましたが、
結果的には約12分待ちで入店。
私たちが会場に入った8:45頃には、
表示は22組待ちまで伸びており、
この時間帯がピークであることがよく分かります。
朝のロビーで朝食待ちをする人たち。8:30〜9:00台はピークになりやすい印象です。朝から並ぶのは、やはり少ししんどいもの。
それでも、これから並ぶ料理の内容を思うと、
「まあ、これは仕方ないな」と、自然と気持ちは切り替わりました。
もし時間に余裕があるなら、
8時前、もしくは9時半以降を狙うのが良さそうです。
朝食会場の雰囲気|にぎやかだけど落ち着ける
朝食会場全体の雰囲気。人は多いものの、ガヤガヤしすぎない空気感でした。会場は広く、テーブル同士の間隔もゆったり。
観光客、出張利用、家族連れと客層はさまざまですが、
不思議とガヤガヤしすぎる印象はありません。
テーブル同士の間隔が広めで、落ち着いて食事ができる席配置。ライブキッチンの周辺には自然と人が集まりますが、
料理の配置や動線が分かりやすく、
ビュッフェにありがちな慌ただしさは控えめです。
ライブキッチンを中心にした会場構成。動線が分かりやすく、料理も取りやすいです。人が多い時間帯でも、
どこか落ち着いて食事ができる空気があり、
「老舗ホテルの朝食らしい安心感」を感じました。
最初に感動したのは、ふっくりんこのおにぎり
北海道産ふっくりんこを使ったおにぎり。朝食ビュッフェとは思えない存在感です。まず手に取ったのが、北海道産ふっくりんこを使ったおにぎりでした。
一口食べて、
「あ、これご飯が美味しいやつだ」と、すぐに分かります。
粒がしっかり立ち、噛むほどに甘みが広がる。
具はシンプルですが、主役は間違いなくご飯そのものです。
この日の朝食プレート。和惣菜・おにぎり・スープカレーを中心にシンプルな構成に。朝食ビュッフェで、
「おにぎりが一番印象に残った」と言えることは、
正直、なかなかありません。
普段はほかの料理も食べたいので、
朝食ビュッフェでは「お米は控える派」なのですが、
このおにぎりは種類ごとに取りたくなる危険な存在でした。
……今回はグッと堪えましたが(笑)。
ライブキッチンの鉄板オムレツは、朝の主役
目の前で仕上げてくれる鉄板オムレツ。ライブ感があり、自然と期待が高まります。もう一つの名物が、鉄板で作ってくれるオムレツ。
目の前で卵を流し、具材を入れ、
シェフが手際よく巻いていく様子を見ていると、
それだけで自然と期待が高まります。
オムレツの具材は自分で選んで渡すスタイル。朝食でも“オーダー感”を楽しめます。トッピングは自分で選んで渡すスタイル。
朝食ビュッフェでありながら、
ちょっとしたオーダー感が味わえるのが楽しいところです。
シェフの手際よい調理。このライブ感は、
おそらくウチの子たちも喜ぶこと間違いなし。
大人だけでなく、子ども目線でも満足度は高そうです。
ふわっと軽い仕上がりになる理由が分かります。仕上がりは、ふわっと軽く、火入れも絶妙。
とろとろ過ぎず、重たくもならない。
小さなヘラを巧みに操るシェフの技術も堪能。朝にちょうどいい完成度のオムレツで、
ホテル朝食としては、かなり満足度が高いと感じました。
ほどよい火入れで、朝にちょうどいい軽さのオムレツ。そのほかのメニュー|北海道らしさは十分
ビュッフェ台には、
サラダ、フルーツ、ヨーグルトなどもバランスよく並びます。- 和惣菜
- サラダやフルーツ
- ヨーグルトや軽めのスイーツ
- ソフトカツゲン(北海道らしいドリンク)
といった料理が、バランスよく並びます。
北海道らしいドリンク、ソフトカツゲン。ホテル朝食でも定番になりつつあります。中でもソフトカツゲンは、
今や北海道のホテル朝食では欠かせない存在になりつつありますね。
温かい料理も一通りそろっています。内容はやや大人向けの印象。スープカレーも用意されていますが、
これは正直に言うと、やはり専門店のほうが美味しいです。
とはいえ、
「ホテル朝食の一品」として考えれば十分満足できるレベル。
観光目線で見れば、
北海道らしさをきちんと感じられる朝食内容だと思います。
子ども連れ目線|配慮はあるが料理は大人向け
今回は友人との食事ということもあり、
ファミリー目線、子どもの視点でチェックするのをうっかり忘れていました。
あらためて会場内を見回してみると、
料理の内容は、やはりやや大人向けという印象です。
和食も北海道産の食材がふんだんに。ウインナーやオムレツ、ご飯など、
子どもが食べやすいものは用意されていますが、
いわゆるキッズ向けメニューが豊富というタイプではありません。
とはいえ、
フレークやヨーグルト、軽めの甘味は子どもでも選びやすいラインナップ。
デザートやフレーク、ヨーグルト、菓子パンなどは種類が多く、
パンケーキなどの甘いメニューも用意されています。
菓子パンも種類が豊富。
「子どもの朝食に困る」ということはなさそうです。
また、会場には子ども用のエプロンもしっかり用意されており、
子ども用エプロンの用意あり。最低限の子連れ配慮は感じられました。
最低限の配慮はきちんと感じられました。
静かに食事ができる年齢のお子さんであれば、
問題なく利用できそうです。
実際に食べてみて思ったこと
実際に食べてみた朝食内容。シンプルですが満足度は高め。この日の朝食は、
- ふっくりんこおにぎり
- 鉄板オムレツ
- 和惣菜
- スープ
という組み合わせ。
もともとは「余ったチケットにあやかる」形での利用でしたが、
食後には、
「これは自分で選んで来ても、後悔しない朝食だな」
という印象に、すっかり変わっていました。
ちょうど今は、期間限定のキャンペーン中
期間限定の朝食ビュッフェキャンペーンは内容を考えると、かなりお得な価格設定です。実は現在、ホテルニューオータニ札幌では
朝食ビュッフェの期間限定キャンペーンが実施されています。
-
大人(12月31日まで限定)
¥3,200 → ¥2,000(税・サ込) -
お子さま(4歳~小学生)
¥1,600 → ¥1,000(税・サ込) -
3歳以下:無料
※ キャンペーンは 12/31(水)まで
※ 混雑時は待ち時間が発生する場合あり
※ 予約不可(直接来店)
※ 宿泊者以外も利用可
※ 稼働状況により営業時間変更の可能性あり
正直なところ、
ホテルの朝食ビュッフェで2,000円という価格は、
物価高の今を考えると、かなりお得だと感じました。
食後にテーブルに置く札。「ごちそうさまでした」の合図で、静かに朝食が締まります。内容と満足感を踏まえると、
「気になっていたなら、このタイミングは狙い目」
そう言えるキャンペーンですね。
まとめ|ニューオータニ札幌の朝食ビュッフェは、こんな人におすすめ
窓際のカウンター席。朝の札幌の街並みを眺めながら、ゆっくり朝食を楽しめます。- 札幌らしい朝食を楽しみたい
- ホテル朝食もひとつの体験として味わいたい
- 少し並んでも、内容重視で選びたい
派手さはありませんが、
丁寧さと安定感がしっかりある朝食です。
「ニューオータニの朝食って、実際どうなんだろう?」
と気になっているなら、
一度は体験してみて、きっと損はないと思います。
一休.comでニューオータニイン札幌の朝食付きプランをチェックする
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