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札幌の冬の服装と靴ガイド|東京から移住してわかった寒さと防寒のリアル

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東京から札幌に移住して最初の冬。

「札幌ってどれだけ寒いんだろう…」

と身構えていました。妻が以前から「東京の方が寒いよ」と言っていたのを、当時は正直ピンと来ていませんでした。

「いやいや、雪が降る北海道の方が寒いに決まってるじゃないか」と。

でも、実際に暮らしてみると、その意味がすぐにわかりました。

❄️ 札幌の寒さは“想像と違う”|東京との違いを移住で実感

北海道の家は「家全体が暖かい」。窓の外が吹雪でも、部屋の中はぽかぽかです。

北海道の家は“部屋を暖める”というより、“家全体を暖める”んです。どこにいても暖かい。廊下もトイレも、洗面所も。東京のように「居間だけ暖かい」「廊下が底冷えする」ということがない。だから妻の「東京の方が寒い」は、実は本当に正しかった。

つまり、外に出なければ札幌の方が暖かいんです。

だからこそ、冬でもついアイスを食べたくなるのかもしれません。北海道のアイス消費量が日本一なのも納得です。夏の東京では持ち帰る前に溶けてしまうけれど、札幌なら冬でも安心して買って帰れます。

🌨 札幌の雪と寒さのリアル体験|パウダースノーと気温の真実

夕方の雪は青く光ります。耳まで冷たいのに、不思議と静けさが心地いい時間。

札幌の雪はサラサラの“パウダースノー”。

見た目はふんわりしていますが、踏み固まると一気にツルツルの氷のように変わります。夜、外に出ると頬を刺すような冷気が静かに流れ、朝の雪道を歩けば「ギュッ」と乾いた音が響く。その音と自分の息づかいだけが雪の街に溶けていくようで、東京では味わえなかった、不思議な静けさを感じます。

寒さの目安は、日中で-3〜0℃。朝晩は-5℃、ときには-10℃。数字だけ見ると厳しそうですが、風がなければ意外と平気。

ただし——耳・指先は一瞬で冷えます。

そして札幌の冬で最も特徴的なのが、「屋内がとにかく暖かい」こと。商業施設、地下街、JR駅——どこも暖房がしっかり効いていて、外と中の温度差は10℃以上。

だからこそ、「脱ぎ着しやすい服装」が大事なんです。

🧥 札幌の冬服装ガイド|着込みすぎず“3首+耳”を温める

「軽くて暖かく、脱ぎやすい」が冬の鉄則。3首+耳を守れば、外も怖くない。

最初の年、私はヒートテック、長袖のカットソーに厚手セーターを着て出かけました。結果、屋内に入ると汗ばむこともしばしば。結局、脱ぐ場所がなくて困ったんです。

それ以来、意識しているのは「軽くて暖かく、脱ぎやすい」服装。外に長い時間いることがなければ、しっかりダウンに、薄手のフリースやベストを合わせる程度で十分。

暖かいダウンの下は意外と薄着な人が多いのも納得です。

そして、札幌で初めて買って感動したのが耳当て

東京ではマフラーや手袋で十分でしたが、耳当ては未知のアイテムでした。着けてみて驚いたのは、「耳ってこんなに寒さを感じる場所だったのか」ということ。

ただし、耳だけ守っても意味がなくて、まずは首・手首・足首=“3首”を温めるのが大前提。そのうえで耳を覆えば、寒さはぐっとラクになります。あの“キーン”とした冷気も、少し優しく感じられるほどです。

顔以外の露出がほぼなくなり、雪山用のネックウォーマーで口元まで隠せば、もう寒さはほとんど感じません。

防寒は「温める」より「冷やさない」。これが冬の札幌の鉄則です。

👢 札幌の冬靴選び|滑らない靴・スノーブーツ・滑り止めのコツ

一見歩きやすそうでも、日陰はツルツル。札幌の冬道は油断禁物です。

冬の札幌で一番怖いのは、寒さではなく“滑ること”。私は最初の冬、何も考えずにスニーカーで出かけたことがあります。ただでさえ、底がすり減り気味なスニーカー。結果、あらゆる一歩がツルッツル——苦笑。
そのとき、「これは洒落にならない」と心底思いました。

スノーブーツでも、寒冷地仕様でないと意外と冷えるし滑ります。やはり信頼できるのはモンベルなどのアウトドアメーカー製。雪道用に設計された靴は、滑りにくさと保温性が段違いです。(とはいえ、油断したら滑る時は滑ります。)

ただ、旅行者の方にとっては「旅行のためだけに靴を一足買うのはもったいない」と感じるのも当然です。そんなときにおすすめなのが、ワークマンのスノーブーツ、または靴に装着する滑り止めゴムです。

滑り止めゴムとは、手のひらサイズで、観光のときだけ装着できる優れもの。

初めて使ったとき、「これ、もっと知られるべきでは!?」と思いました(笑)

靴を買い替えずにグリップ力をアップできて、かさばらず、着脱も簡単。

道民はスノーブーツが当たり前なので使いませんが、雪に不慣れな本州の方には、このアイテムこそ“冬の救世主”だと思います。デザイン性はまだ発展途上だけれど、実用性では本当に頼れる存在です。

🚗 冬の北海道ドライブ基本|札幌での車移動・雪道運転の注意点

一晩でこの状態。朝の雪下ろしも北海道の冬の“日課”です。

「せっかくだからレンタカーで富良野へ」——

そう思って出かけたある冬の日、途中でとんでもないホワイトアウトに遭いました。前も後ろも真っ白。信号も道路も見えない。このときばかりは本当に肝が冷えました。

それ以来、吹雪予報の日は不要不休の外出はなるべく避けると決めています。ありがたいことに、札幌市内は地下鉄、バスと地下街でほぼどこへでも行けるので、無理して車を使う必要はありません。

もし冬場の観光でレンタカーを使うなら、スタッドレスの溝の深さ製造年をチェックすると安心です。そして「急」のつく操作(急発進・急ブレーキ・急ハンドル)は厳禁。車間は夏の2〜3倍が目安です。

🧤 ワークマンでそろえる札幌の防寒アイテム|移住者の愛用装備

しっかり防寒すれば、雪遊びもへっちゃら。札幌の冬は外遊び日和です。

コスパを重視するなら、やはりワークマンは心強い味方。私も移住後、あまりのコスパとクオリティに驚き、日常的に使える防寒具をここでほぼ一式そろえました。

  • フュージョンダウン:軽くて防風性◎
  • 防寒ブーツ:価格以上の保温力

最初は「この値段で大丈夫?」と思いましたが、実際にマイナス3-4℃の中を歩いても、しっかり暖かい。汚れも傷みもコスパが良いので、大概の冬の外出はほぼワークマン装備です。

🏨 札幌駅周辺の冬ホテル選び|雪の日でも安心な立地とアクセス

冬の札幌・大通公園。街の中心に雪が積もり、遠くの山まで白く染まる。厳しさの中にも、美しい静けさがあります。

雪道に慣れない旅行者の方は、まずは札幌駅〜大通エリアに宿を取るのがおすすめです。地下街で移動が完結するので、吹雪の日でも安心です。

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👉 札幌駅周辺・冬の子連れホテルまとめ


🌟 まとめ:札幌の冬を“味方”にするコツ

晴れた日には、家の前で雪だるまを作るのも冬の楽しみ。
  • 外は氷点下でも、家や建物の中は暖かい
  • 防寒の基本は「3首+耳」
  • 靴は防滑・防水が最優先。滑り止めゴムは旅行者の強い味方
  • 吹雪の日は無理せず公共交通
  • ワークマンで北海道仕様をそろえるのも◎

🧭 最後に

札幌の冬は厳しいけれど、ちゃんと準備すれば驚くほど快適です。初めての冬、凍えるような夜道で見上げた雪空の静けさ。今ではその“寒さ”が、愛おしく思えるようになりました。

参考:
冬道ドライブの心構え(国土交通省 北海道開発局)
札幌市の気象情報(気象庁・札幌管区気象台)
北海道公式観光公式サイト(冬の服装・安全情報)

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