移住体験談

札幌の冬、自転車どうする?驚いた冬季保管サービスを体験!

こんにちは、埼玉生まれ、仙台で7年過ごした経験のある札幌パパです!今回はそんな私が、札幌に移住して驚いた「札幌の自転車生活」についてお届けします。

冬の札幌はとにかく雪がすごい!これは想定内でしたが、移住して2度の冬を経験し、札幌の自転車って預けるサービスを市が提供しているのか!と、そちらの方にびっくりしてしまいました。

仙台も東北地方ではありますが、自転車を預けるという習慣はありませんでした。ということで、札幌ならではの「冬季自転車保管サービス」について体験を交えてご紹介します。これから札幌で暮らす方にもぜひ参考にしてほしい内容です。


冬の札幌、自転車はどうなる?預ける文化に驚き!

移住して最初の冬、奥さんに言われた一言がきっかけでした。

「そろそろ自転車を預けに行かなきゃね。」

えっ、自転車を預ける?

そんな発想がまったくなかった私は、驚きとともに質問攻めに。「なんで預ける必要があるの?」「どこで?」「どうやって?」と、初めて聞く札幌独自の仕組みに戸惑いを隠せませんでした(笑)。

札幌の冬は雪が1メートル以上積もることもあり、外に自転車を置いておくと、

  • 完全に雪に埋もれる
  • 部品が凍りつき、錆びや劣化が進む
  • 雪解けまでほぼ使えなくなる

という事態に陥ります。さらに、多くの駐輪場が冬季は閉鎖されるため、家に保管スペースがない人はどうするのかが問題になります。

「だから、札幌では冬の間だけ自転車を預かってくれるサービスがあるんだよ」と奥さんに教えられ、ようやく納得したものの、その具体的な手続きや仕組みについては、昨年は奥さんにお任せでした(汗

今年は、自分でも調べて実施したので、これで来年もバッチリです。


札幌市の「冬季自転車保管サービス」とは?その仕組みと活用法

自転車の保管は、実は札幌市が提供しているサービスでした。正確にいうと指定管理者に委託して提供している「冬季自転車保管サービス」です。

このサービスを使えば、冬の間に自転車が雪や寒さでダメージを受けるのを防ぐことができます。

こちらが、札幌市が提供する公式情報からの要約です。
※実際にご利用される際は、市のページをご確認ください。

自転車の冬季保管
  • 受付期間:11月17日~12月16日
  • 預入期間:12月1日~12月16日
  • 引取期間:3月1日~3月31日
  • 料金
    • 自転車:2,000円
    • 原動機付自転車(50cc以下):4,000円
      ※西2丁目線地下駐輪場では125ccまで対応可能
  • 預入期間中(12月1日~12月15日)の出し入れは不可。
  • 引取後の再保管は不可。
  • キャンセルは11月30日まで。それ以降は返金されません。

割引制度あり!
4月からのシーズン契約(4月~11月)を申し込むと、冬季の保管料金が半額になる制度があります。長期的に駐輪場を使う方はお得ですね!

実体験レポート:札幌の冬季自転車保管サービスを使ってみた!

❶ 受付手続きの流れと注意点

では、実際に私が今年(2024年)行った内容です。まず受付期間(11/17~12/16)に「札幌駅5・5自転車駐車場」に行き、申込み手続きをします。なお、火曜・木曜・祝日は受付していないため、で直しにならないようご注意ください。

こちらが申込み受付場所の札幌駅5・5自転車駐車場

窓口の向かいにあるテーブルで受付用紙へ記入します。webからも申込書をダウンロードできるので予め記載しておくことも可能です。

これで利用料金を支払うとチケットを発行してもらいます。こちらは預け期間で必要になるので、無くさないように保管しておきましょう。(写真を撮り忘れましたmm)

なお受付は預け入れ期間も行っているので、12月に入って受付と預入れを同時に行うことも可能ですが、奥さん曰く「その前に埋まってしまう」とのことで、11月の最初の土曜日に申し込みを行いました。

❷ 自転車を預ける!当日の手順とコツ

そして、預け入れです。

預入れの期間は、12月1日~12月15日のわずか2週間しかないので、私のように土日しか動けない人は、予定をしっかり入れておく必要があります。

私たち家族は4台の自転車を預ける必要があるため、車で2回に分けて運びました。今回の預入場所は札幌駅北口の駐輪場でした。

北口駅の交番があるとおりに面しています。

この日は、雪降りだったため、基本は自転車を乗って預けることは難しい時期です。そのため理想は、目の前に駐車して積み下ろをしたいところですが、土日は大丸の駐車渋滞が発生するため、タイミングを見計らう必要があります。

まずは大人の自転車2台を預け入れへ

私は、近隣の駐車場に停めて押してきて、ここでも駐車場との行き来をしました。雪の中でなかなか手間のかかる作業ですが、施設のスタッフの方がどなたもとても親切で、「平日は交通量が少ないので目の前に停めても大丈夫だよ」と貴重なアドバイスも。

こちらの階段で保管場所へ運んでいきます

一人で2台を運んでいるので、スタッフの方が一緒に2階の保管場所まで押してくれました。

すでに多くの自転車が保管されてましたが、私たちの自転車も無事に保管。

こどもたちの自転車も無事に保管されました。

最後に預かり証をもらって終了です。

❸ 引取時のポイントと注意事項

なお、引取期間は、3月1日~3月31日ですが、引取り後の再度の預け入れはできません。また、3月31日を超えると延長料金が掛かるそうなので、こちらも予定をしておく必要がありますね。

さて、あらためてポイントを整理してみました。

  1. 申し込みはお早めに!
    受付期間中でも、定員に達すると締め切られるので、特に人気の場所は早めに手続きを済ませましょう。
  2. 付属品は外しておこう
    ライトやカゴのカバーなど、取り外し可能なものは事前に外しておくのが無難。
  3. 案内に従おう
    預入場所は受付の順で異なる場合があるようです。公式情報もしっかりチェックしておきましょう。

まとめ 札幌の冬、自転車を守るには?冬季保管サービスが大活躍!

移住者にとっては初めて聞く「冬季自転車保管」というワード(笑)。しかし、、札幌の冬季保管サービスは本当に便利で、合理的な制度だと感じました。雪が解けた春に、自転車をすぐに使い始められるのはとても助かります。

これから札幌で暮らす方や、まだ利用したことがない方は、ぜひ早めの準備を心がけてみてください!

大切な自転車をしっかり守りながら、札幌の冬を安心して過ごしましょう。

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