札幌に住んでいると、つい近場の商業施設ばかりに出かけがち。でも、たまには車で30分〜50分ほど足を延ばして、違う空気を吸ってみるのもおすすめです。
江別 蔦屋書店は、まさに“わざわざ行く”価値がある場所。何度も訪れた私が、実際に感じたその魅力を、たっぷりの写真とともにご紹介します!

江別 蔦屋書店ってどんなところ?
江別市の野幌にある大型複合施設「江別 蔦屋書店」は、2018年にオープンして以来、地元の人々はもちろん、札幌からのリピーターも多い人気スポット。
東京にいた頃、代官山の蔦屋書店が好きだったので、札幌にUターン移住してこちらにもあることを知りとてもテンションが上がりました。札幌に欲しかった…というのが本音ですが(笑)。
さて、そんな蔦屋書店。「食」「知」「暮らし」の3つの棟に分かれ、それぞれにこだわりの店舗が集まっているのが特徴です。ふらっと立ち寄るというより、「今日は江別蔦屋でゆっくり過ごす日」と決めて訪れたい、そんな場所です。

食の棟:KALDIも富澤商店も!グルメ好きにはたまらない
最初に足を踏み入れたのは「食の棟」。ここには、カフェやレストランはもちろん、全国的に人気の「KALDI」や「富澤商店」も入っています。
KALDIは常に人で賑わっており、品揃えも抜群。地元の方が日常使いしている様子も見受けられます。

富澤商店では、製菓材料だけでなく、こだわりのスパイスや調味料、グルテンフリー食材なども揃っています。札幌だとステラプレイスに店舗がありますが、なかなか札幌駅にそれ目的で行く気持ちまでは高まらず・・・。車でふらっと来たところで調達できるのは嬉しいですね。
キッチン雑貨の充実が嬉しい
旬の料理本やおしゃれなキッチン雑貨のコーナーも充実です。目の付け所が面白い、おしゃれなキッチン雑貨がたくさんあるのでちょっとした贈り物にも良いのではないでしょうか。

フードコートもすっきりと広くて使いやすい
また、館内の飲食店も見逃せません。
うどんやラーメンのほか、洋食にスパイシーなカレー、素材にこだわったベーカリーなど、幅広い選択肢!どこを選んでも満足度が高いです。娘たちは麺系ですが、なぜか私はいつもカレー系のメニューを頼んでしまいます…(気がつけばカレーメニューの写真だらけ)。





この棟にはお手洗いもありますが、ベビーコーナーもあるため、安心して乳児も連れて行けます。

知の棟:札幌に欲しい「立ち読み天国」
「知の棟」は、書店好きにはたまらない空間。
新刊や話題の書籍はもちろん、ジャンルごとのコーナー構成も洗練されていて、探している本がすぐに見つかります。それでいて「何を読もうかな」と気軽に棚を眺めているだけでも楽しい。
椅子やソファもたっぷり配置されていて、立ち読みどころか“座り読み”ができる快適空間。札幌にもこのレベルの書店がもっとあったら…とつい思ってしまいます。



そして、棟内にはスターバックスもあるので、長居が捗ります。とても親切な店員さんの安定した対応で気持ちよくいられます。

暮らしの棟:暮らしが楽しくなる雑貨や文具に出会える
こだわりの雑貨や生活用品、おしゃれな衣類や植物などが所狭しと並んでいて、見るだけで癒される空間です。
一番奥には、児童書や絵本、おもちゃがそろった子育て世帯向けエリアも充実。キッズコーナーもあるので、買い物に飽きてしまった小さなお子さんにも優しい場所ですね。
各棟に期間限定のポップアップコーナー
さらに魅力的なのが、各棟に設けられた期間限定のポップアップコーナー。2週間程度のサイクルで切り替わっているようです。
訪れた日は、テキスタイル作家さんの布小物や、陶器市、クラフト系のお菓子、こだわりの酒造メーカーなど、普段なかなか出会えない商品にたくさん出会えました。

ワークショップなどのイベントも不定期で行っているので、要チェックです。

この「一期一会の出会い」があるからこそ、何度行っても飽きないんですよね。
アクセス
アクセス・駐車場情報
- 札幌中心部から車で約30〜40分
- 駐車場:無料、広めの敷地で台数も多いので安心
- JR野幌駅から徒歩でもアクセス可能
周辺スポット
帰り道に立ち寄りたい豆腐工房「菊の家」
蔦屋書店に行く際、我が家がよく立ち寄るのが「豆腐工房 菊の家」。
一見すると小さな店舗に見えますが、店内には湯葉や揚げを含めた豊富な豆腐製品がずらり。さらに、オリジナルのスイーツも販売されており、豆乳を活かしたシュークリームやソフトクリームが絶品でした。
豆腐の味がとても濃厚で、素材へのこだわりが感じられる品ばかり。江別蔦屋とセットで訪れるのにぴったりの立ち寄りスポットです。



体を動かしたい子供連れにおすすめ「ドリームランド子供の国」
江別蔦屋から車で15分ほどの場所にある「ドリームランド子供の国(アースドリーム角山農場)」もぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
入園料がとにかくリーズナブルで、敷地内では小動物とのふれあいやエサやり体験ができるほか、冬場はチューブ滑りなどのアクティビティも楽しめます。子どもがのびのび遊べる広々とした施設で、ちょっとした“プチ動物園”のような感覚で楽しめるのが魅力。



蔦屋書店での買い物やカフェはどうしてもメインは大人なので、体を動かしたいお子さんにとっては「お付き合い」になりがちです。家族連れの1日の過ごし方として選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。我が家も半日こどもの国で遊んで、そのあとお買い物に、というコースで回ったりしています。
無印良品が2025年夏にオープン予定!
さらに朗報。
2025年夏には、江別市野幌松並町で工事中の「コープさっぽろのっぽろ店」に、江別初出店となる「無印良品」がオープン予定とのこと!
札幌市内にも無印良品&コープの組み合わせの店舗がいくつかあり、私も愛用していますが、大型店舗となれば魅惑の休憩スペースもあるはず。ありがたいですね。食品、生活用品、家具など、幅広いラインナップの無印が登場するとなれば、ますますここで全部済む一日が実現しそうです。
まとめ|札幌から行く価値、大ありです
江別 蔦屋書店は、「買い物」「食事」「癒し」のすべてが揃う、ちょっと特別な複合空間。
札幌からわざわざ行っても、むしろ“その時間自体が豊か”だと感じさせてくれる場所です。何を隠そう、私たちは結婚記念日に子供たちを母に預けて二人で蔦屋書店へ出かけたくらいです(笑)。
何かを買うだけでなく、「今日は何と出会えるかな」というワクワクを感じに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
2021年に北海道札幌市にオープンしたBean to Bar Chocolate専門店、SOIL CHOCOLATE(ソイル チョコレート)。素材はもちろん、触感や舌触りなどの感覚に至るまで追求したチョコレートを、身近に感じてもらえる場所としてスタートしました。
ぜひ、オンラインショップでその美味しさを体験してみてください。
SOIL CHOCOLATE(ソイル チョコレート)
北海道札幌市中央区南1条西6丁目20 KYビル1F
TEL / 011-596-8884
OPEN AM11:00~PM7:00
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