あっという間に10月も後半に入りましたが、まだ記憶に新しいのは8月5日の日経平均株価の急落です。
この日、私は多くのポジションで損失を出してしまいましたが、そんな中で「さくらインターネット」が私のポートフォリオに大きく貢献してくれました。
今回は、この時の具体的なトレードの流れとテクニカル分析を交え、どのようにリスクを管理しつつ利益を確保したかをお伝えします。
日経急落と損失回避の教訓
2024年8月5日、日経平均株価は世界的な不安定な市場環境の影響で大幅に急落しました。この時点で、私はいくつかの銘柄でロスカットを実施し、その結果、2024年度で最大の損失、前日比-633,967円を記録することとなりました。
しかし、幸運にも「さくらインターネット」に関しては、この急落前の出来高急増に注目しており、慎重にエントリーしていたため、損失を防ぎつつ利益を出すことができました。
慎重なエントリーでリスクを抑える
さくらインターネットは、日経急落時の損失もあったため、出来高の急増を確認しつつも、リスクを抑えるために8月7日と8月19日の2回に分けて慎重にエントリーしました。
この時、テクニカル指標としてフィボナッチリトレースメントを活用し、61.8%と38.2%の価格帯に注目しました。この戦略により、9月20日に発表された上方修正の直前に一度目の利益確定をしました。
しかし、直後に発表されたニュースで、「また、売った後に上がるというお決まりのパターンをやってしまった…」と悔やみました。またもやタイミングの難しさを痛感する出来事となりました(泣)。
上方修正と利益確定
9月20日に「さくらインターネット」の上方修正のIRが発表され、株価が急上昇しました。これを見て、私のトレードルール「ニュースが出たときが売り(バイイング・クライマックス)」に基づき、9月24日に全株を売却しました。
これにより、最終的に8月の損失をカバーする利益を確保することができました。
バイイング・クライマックスとは、株価が急激に上昇し、そのピークで大量の売りが発生する状況です。この現象では、投資家が利益を確定しようとすることで、株価が一時的に急上昇した後、下落し始めることがあります。投資家にとっては、ピークで利益を確定するタイミングを見極めることが重要です。
テクニカル分析:RSIとMACDを活用
今回のトレードでは、**RSI(相対力指数)とMACD(移動平均収束拡散法)**の2つのテクニカル指標を活用してリスクを管理しました。
特に、MACDのクロスのタイミングを見ながら、リスクを最小限に抑え、適切な利益確定を行う判断ができました。
まとめ
今回のトレードでは、8月の日経急落という逆風にもかかわらず、「さくらインターネット」での慎重なエントリーと、テクニカル指標を駆使した分析が成功につながりました。
1回目の利益確定では悔しい思いもしましたが、最終的には適切なタイミングで利益を確定し、リスク管理の重要性を改めて実感しました。今後も同様の戦略を繰り返すことで、さらなる成果を目指していきます。
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